オフェブ®の薬物動態と血中濃度について

血中濃度
日本人の特発性肺線維症患者に本剤150mg及び 100mgを食後に1日2回経口投与(初回及び最終投与 時は1日1回投与)した試験で得られたニンテダニブ の血漿中濃度推移を図1に、薬物動態パラメータを 表1に示す。ニンテダニブの血漿中濃度は投与7日目 までに定常状態に達した。
図 1 日本人の特発性肺線維症患者に本剤 150mg 及 び 100mg を食後に経口投与した試験での血漿 中濃度(算術平均+標準偏差)

表 1 日本人の特発性肺線維症患者に本剤 150mg 及 び 100mg を食後に経口投与した試験での薬物 動態パラメータ

パラメータ名[単位]
初回投与後 150mg 11 例 100mg 4 例
AUC0-12 [ng・h/mL] 152(60.6) 59.0(67.2)
Cmax [ng/mL] 34.9(62.8) 13.2(66.9)
tmax [h] 3.90(1.00-6.00) 4.48(1.97-12.0)
最終投与時 150mg 9 例 100mg 4 例
AUCτ,ss [ng・h/mL] 218(58.3) 115(32.4)
Cmax,ss [ng/mL] 39.7(68.1) 20.0(64.5)
tmax,ss [h] 3.87(1.00-3.97) 3.42(2.00-4.07)
幾何平均(幾何変動係数%)、tmax(,ss)は中央値(最小値-最大値) 健康成人にニンテダニブ6mgを静脈内単回投与時注)の 全身クリアランスは1390mL/min,定常状態での分布 容積は1050Lであった3)(外国人データ)。
注) 本剤の承認された用法・用量は1回150mg、1日2回経口投与及び1回100mg、1日2回経口投与である。
全身性強皮症に伴う間質性肺疾患の患者に本剤150 mgを1日2回経口投与した試験で得られたニンテダニブの定常状態時の用量補正後のトラフ血漿中濃度を表2に示す。

表2 全身性強皮症に伴う間質性肺疾患の患者に本剤150mgを1日2回経口投与した試験での用量補正後のトラフ血漿中濃度
用量補正後トラフ血漿中濃度
全体集団(258例) 0.0555 (65.4)
日本人集団(30例) 0.0763 (63.0)
幾何平均(幾何変動係数%)、用量補正後トラフ血漿中濃度は150mg及び100mg1日2回投与のデータを含む